Subversion 1.6.6 ソースからコンパイル&インストール
Subversion 1.6.6 が出てました。
今回もクライアント(svnコマンド)だけ使うつもりのインストールです(前回)。
相変わらず、CentOS5.3でsubversionを yum でインストールすると、バージョンは 1.4.2 です。
古いクライアントを使うとこんなふうに文句を言われることがあるので、yumでのインストールは避けます。
svn: このクライアントは、作業コピー ‘/作業コピーのパス’ を扱うには古すぎます。もっと新しい Subversion クライアントをダウンロードしてください。
では、Subversion 1.6.6のインストール。
1、ソースを入手&解凍。
cd /usr/local/src wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.6.6.tar.gz tar xzf subversion-1.6.6.tar.gz wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.6.6.tar.gz tar xzf subversion-deps-1.6.6.tar.gz
“deps”が便利です。これでひとつのディレクトリに本体のソースと依存するライブラリが用意されます。
2、configure
cd subversion-1.6.6 ./configure --without-berkeley-db \ --without-apxs \ --without-swig \ --without-serf \ --with-ssl
berkeley DB 無しでOK。
serfもneonもhttpクライアントらしい。どちらかがあれば大丈夫そう。(http://~~を使わないなら不要かも)
Apacheと連携できなくてOK。
https://~~は念のためできるように…
configure: WARNING: we have configured without BDB filesystem support
の警告が出るが、サーバーとして使わないから気にしない。
3、コンパイル
make make install
はい、Subversion 1.6.6も無事インストールできました♪
…………………………
今回のサーバーには、Cコンパイラが入ってなかったようで、configureのときエラー発生。
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
そんなときはこちらでインストール。
yum install gcc
こんなエラーも発生した。
configure: error: could not find library containing RSA_new configure failed for neon
必要なものをyumでインストール。
yum install openssl-devel
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