【VPS】 OpenVZ インストール(CentOS5もできるよ)
OpenVZを yumでさくっとインストールしたい。
標準のリポジトリにはないので、OpenVZがあるリポジトリを追加。
# cd /etc/yum.repos.d # wget http://download.openvz.org/openvz.repo --09:29:25-- http://download.openvz.org/openvz.repo download.openvz.org をDNSに問いあわせています... 64.131.90.11 download.openvz.org|64.131.90.11|:80 に接続しています... 接続しました。 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK 長さ: 2931 (2.9K) [text/plain] Saving to: `openvz.repo' 100%[===============================>] 2,931 16.2K/s in 0.2s 09:29:26 (16.2 KB/s) - `openvz.repo' を保存しました [2931/2931] # yum install ovzkernel vzctl
OpenVZもカーネルをopenvz対応版に変更する方式なので、grubで設定するか、起動時に選択する。
設定するなら、grubのdefault=0を該当するものに変更。
# vi /etc/grub.conf
(設定しなくてもyumでインストールしたらそうなっているかも)
(かも、というか、yum OpenVZ で、だいぶ環境をいじられた感あり)
OpenVZではテンプレートと呼ばれるものを使う。仮想マシンの雛形だ。
探してみる
# yum search vztmpl (中略) ================= Matched: vztmpl ======================= vztmpl-centos-4.i386 : OpenVZ template metadata for centos-4 i386. vztmpl-fedora-7.i386 : OpenVZ template metadata for fedora-7 i386. vztmpl-fedora-core-3.i386 : OpenVZ template metadata for fedora-core-3 i386. vztmpl-fedora-core-4.i386 : OpenVZ template metadata for fedora-core-4 i386. vztmpl-fedora-core-5.i386 : OpenVZ template metadata for fedora-core-5 i386. vztmpl-fedora-core-6.i386 : OpenVZ template metadata for fedora-core-6 i386.
これだけしかない。ちょっと残念。
自作も可能らしい。
http://wiki.openvz.jp/index.php/CentOS_5.0_Template_%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90
この方法だと、元にするきれいなインストール直後の環境が欲しくなるような?
やっぱり拾ってくる。
http://download.openvz.org/contrib/template/precreated/
好きなものをダウンロードして保存しておく。解凍はしなくてよい。後で出てくるが /vz/template/cache/ に置く。
# reboot
必要なものがそろったところで、OpenVZカーネルで再起動。
# uname -a Linux sv0 2.6.18-128.2.1.el5.028stab064.7 #1 SMP Fri Aug 21 03:03:11 MSD 2009 i686 i686 i386 GNU/Linux
できてる。
テンプレートは /vz/template/cache/ に置くものらしい。
好みのテンプレート.tar.gzをダウンロードしてきて、置く。
# vzctl create 1001 --ostemplate centos-5-i386-default-5.3-20091006
1001と書いたのはCTID(コンテナID?)。重複しないように好きな値をつける。
vzctl コマンドの引数では、テンプレートのファイルの末尾 .tar.gz は省略。
# vzlist -a CTID NPROC STATUS IP_ADDR HOSTNAME 1001 - stopped - -
仮想マシンの一覧を確認。
stopped とは?止まってるらしい。
# vzctl start 1001
↑ これで起動
# vzctl stop 1001
↑ これで停止
# vzctl enter 1001
↑ これでVPSにログイン
logout でホストに戻ってこれます。
# vzctl destroy 1001
↑ これで削除
ネットワークの設定をしてみる
# vzctl set 1001 --hostname sv1001 --save # vzctl set 1001 --ipadd 192.168.24.102 --save # vzctl set 1001 --nameserver 192.168.24.1 --save
これでVPSに入って
# vzctl enter 1001
設定を確認すると
# vi /etc/sysconfig/network
書き換わってます。
OpenVZって要するにchroot?みたいな話も見かけた。確かにそうかも。
起動、停止は速いと思う。動作は軽いと思うし、安定感もある。
xenだとたまに不安定さを感じるときがある。
(↑ディスクI/Oのせいかも。チューニングで何とかなるかも。ホストの性能が低かったからかも。)
「仮想サーバーだぜっ」って感じはxenほど感じられない。
先にxenを触ってしまったので、xenの方が簡単でかっこよく感じてしまう。
(個人的感想)
【続】 OpenVZ インストール at softelメモ 2010年7月29日 22:54
[…] OpenVZでVE(仮想マシン、ゲスト)の作成まではできたとする […]