こんにちは角田です。
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[前回までのあらすじ]
高賀山に登った角田は、登山の魅力にとりつかれ、初心者にも
関わらず日本アルプスの名峰に挑むことにしたのでした。
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とうわけで、やってきました御嶽山。
御嶽山は名前もおっかない気がしますが、入り口もちょっと怖いです。
なんか黄泉への扉みたいです。
しかし、彼方に見える御嶽山がなんだかワクワクさせてくれますね。
いざ出発!
天気はよかったのですけど、虫が多かったですね。
虫除けを塗布しました。
しばらく登って後ろを振り返ってみると、登山口のあたりの雲行きが
怪しいことに。
急がねば。
まあ、自然に敵うはずもなく、雲が周りまでやってきてしまいました。
日本の総理大臣と山の天気は変わりやすいですな。
この日は晴れたり曇ったりの繰り返しでした。
しばらく進むと祠がありました。
今日の安全を祈っておきました。
上を見上げると、まだまだ先は長いです。
しかし、周りの景色が良いためか、疲労感はあまり感じませんでした。
9合目に到着しました。
がんばんべー
しばらくすると、目の前に雪の登山道が・・・
入笠山の悲劇が頭をよぎります。
しかし、こんなこともあろうかと、対雪用の装備を用意しておきました。
ちょっとした滑り止めです。
こいつで雪もへっちゃらだぜという計画だったのですが、残念ながら
あまり効果は感じられませんでした。
途中で外れたりして、返って苦労したかも。
苦労しながら雪エリアを抜けると、山荘が見えてきました。
昼ご飯を買いそびれてしまったので、あそこで何か買えないかな~
わくわくしながら山荘にたどり着いてみると、営業してない・・・
コンビニじゃないんだから年中無休ってわけじゃないのですな。
幸いチョコレートがリュックの中にあったので、それを昼飯にする
ことにしました。
登山では食料の買い忘れは一歩間違えば危険な状態になりますので、
心得ておくことにしました。
山荘の横を通り過ぎると、10合目の石碑と神社がありました。
自分はここで終わりだと思っていたのですが、なんとその先がありました。
神社の裏に剣が峰と呼ばれる頂上が出現しました。
なんだかRPGの最終ステージのように、これまでとは一変した
雰囲気です。
まさに天上世界。
剣が峰への道の途中に、謎のモニュメントが。
どうやら御嶽教と呼ばれる宗教のもののようです。
厳かな気分に浸りつつ、頂上を目指します。
あともう少し。
気分がはやります。
ふと後ろを振り返ってみました。
随分遠くまできたものです。
そしていよいよ頂上に到着しました。
結局周りが雲で覆われてしまい、見晴らしはよくなかったのですが、
あの有名な御嶽山に登ったということで、何物にも代え難い充足感に
包まれました。
以下、頂上からの景色です。
これ晴れてたら絶景だったんだろうなー。
頂上で侘びしくチョコレートの昼食を取った後、下山しました。
晴れているときにまた来ようと思います。
帰り道では、登るときに苦労させられた雪の登山道を下りることになるのですが、登りよりも怖いですね。
恐る恐る下りていたら、となりを軽快に滑っていく登山者が・・・
自分も真似してみたら、案外いけました。
というか楽しかったです。
スキーってひょっとしたら面白いのではないでしょうか。
しかし、相変わらず下りは膝に痛みがあり、半泣きでした。
膝の筋肉をもっとつけないといけませんな。
いろいろと勉強させられた御嶽山でした。