上海の電脳市場に行ってきました。
電脳市場とは、大きなビルの中に、パソコン関連のショップが乱立している場所で
す。
さぞかし、ジャンクパーツが安く売っているのだろうなあと想像していたのですが、
パーツを扱っているところは少しで、有名メーカーのノートパソコンを扱っている
店がほとんどでした。しかも、金額も日本より少し安いくらいです。
デスクトップPCはほとんど扱っていません。ソフトを売っているお店はありません。
ご存知のようにコピー天国ですから、ソフトを売っても売れません。
それよりすごいのが、1フロア全体が携帯端末売り場になっていました。
携帯は、iPhoneもどきっぽいものがずらっと並んでおり、OPhoneもありました。
OPhoneとは、Android携帯の中国版で、iPhoneにそっくりですが、れっきとした
スマートフォンです。見たいと言ったら、新品をわざわざあけて、触らせてもらいま
した。
よくできていましたが、iPhoneより操作性では劣ります。これでは、まだ厳しいなあ
と
感じました。ありがとうと言って、帰ろうとしたら店員が怒っていました。わざわざ
開けたのにという感じでした。iPhoneも最近売り出されたらしく、価格は、約10万
円でした。
OPhoneは約5万円でした。ただ、その隣に、通話専用っぽい500円の端末も売ってい
ました。
最近の売れ筋は、シャープの3G携帯だそうで、徐々に携帯でネットを行う人が増え
ている
そうです。中国もPCより、携帯の普及がすごいです。3G携帯も億単位のユーザーに
すぐ到達するでしょうね。
電脳市場で、中国のIT関連の一端が見れたと思います。